
昔から宇宙は、多くの人々を虜にしてきました。星を観測するところから始まり、次第に宇宙への直接のアクセスを可能にしてきた人類。現在は衛星や探査機などが地球周辺を飛び回っています。ゆくゆくは技術・制度が発達し、私たち一般人の宇宙旅行も可能になっていくかもしれません。とっても夢がありますね。しかし、実際に宇宙に行くと私たちの体にどのような変化が起こるのか、ご存じですか?いざ宇宙に行くその時が来ても大丈夫なように、できる限りのことを知っておきましょう!
1.宇宙酔い!?

車酔い、船酔い、という言葉を知っている人は多いと思いますが、実は宇宙酔いも存在するんです!宇宙では、地球環境と異なりほぼ無重力状態を体験するので、嘔吐や吐き気といった症状が出てしまいます。さらに、地球に帰ってきた後でも重力差を感じることになるため、重力酔いになってしまう人もいるんだとか。人によって酔いの程度はばらつきがありますが、無重力環境に慣れるまではこの症状と戦うことになります。
2.筋肉と骨が衰退してしまう
宇宙に行った宇宙飛行士たちが、帰還直後に歩けなくなっている映像を見たことがある人もいるのではないでしょうか。これは、彼らの筋肉や骨が弱くなってしまっているからなんですね。地球にいるときは自分の足腰を使って生活することが当たり前になっているので問題ないのですが、宇宙は無重力空間。常に宙に浮いた状態でミッションをこなすため、体を支えるための骨や筋肉が使われなくなってしまいます。体が弱くなっても大丈夫なように、宇宙飛行士たちはミッション中であってもトレーニングを怠らないのですね。私たちが宇宙に行く時が来たら、ムキムキのマッチョとまではいかなくても、強い体を作っておく必要がありそうです。

地球に帰還後、スタッフに支えられて移動する若田光一さん
3.顔が大きくなる

宇宙飛行士のライブ配信などをご覧になったことのある人はわかるかもしれませんが、彼らの顔が大きくなっているように見えることがあります。実際に、宇宙に行くと顔がむくんでしまうことが知られています。これにもやはり、重力が大いに関係しています。地球上では重力によって私たち人間の体液は下側へと引っ張られます。宇宙空間ではこの力がなくなるために、体液が上半身にたまってしまいます。これが顔がむくんでしまう原因なんですね。しかし私たち人間の体はよくできていて、次第に無重力空間に合わせた体液の循環リズムが作られ、顔のむくみも取れていくのです。
4.ストレス
私たちが宇宙へ行くと、重力差による体調不良や体を動かすことに対する不自由さを体験します。また、基本は宇宙船内に滞在することになるため、閉塞感も感じることでしょう。こうした不快感の蓄積はストレスの原因となり、心身ともに異常をもたらすかもしれません。
まとめ
紹介したように、宇宙に滞在することで、私たちの体には様々な影響が及ぼされます。こんな状態になるなら宇宙旅行なんか無理じゃん!と思った方もいるかもしれませんね笑。でも悲観することはありません!体を鍛え、体調を整えておけば宇宙で過ごすことは決して不可能ではないですし、無重力空間で起こるからだの変化に対しても様々な対策が進んでいます。記事を読んでくれたあなたが、いつか、楽しいスペースライフを送れることを願っています!